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10月, 2023の投稿を表示しています

3度目の月下美人 (♪)

地主老妻の家に置いている月下美人、またまた咲きました。この花をくれたお友達のおうちも、記録的な 4回開花らしくびっくりです。 昨夜の開花には間に合わなかったけれど、早朝行ってみるときれいなままの大輪に出会えました。 そうしてこんなに朝日がさしていても10時ころまでしっかり咲いています。 涼しくなったから長持ちするんだね。でもやはり夜の闇にこそ似合う月下美人。 【 Fly のひとりごと 】 カセットデッキ・・・学生の頃、FM東京を録音して聴いていた。 水平から垂直に のキャッチコピーと  AKAI のロゴマークが好きだった。 "いちご白書をもう一度"

風を見る

爽やかな秋晴れがつづきます。たっぷりの雨が欲しいとこだけど。高い秋空によく似合う風見オブジェもいくつかつくっています。 自転車少女やおかば以外にもこんなのがあります。 左上から時計回りに。 魔女の看板が欲しいというご依頼のためにサンプルとしてつくったもの。 CoCoちゃんという犬をモデルにしたもの。 猫好きのおうちの風見ねこ。 塗装店の看板。これの姉妹オブジェは以前紹介しました。 この子たちも秋風に元気に回っているかなあ。

椅子制作あれこれ・Case2

大王の椅子の場合。 大王の椅子Part1 、注文通りにおおきな座椅子タイプのものをつくりました。ちいさなサイドテーブルも一緒です。新築された家に持って行って設置しました。座り心地も試していただき、とても気に入ってもらったのですが。 制作者の  Fly が気に入らないのです。 大画面のT.V.を観るためのゆったりした椅子だったのですが、近くに置いてあるマッサージチェアとの相性がどうにも悪い、と思ったのです。通常なら使われる環境をあらかじめ見せていただき、そこにあった椅子を考えるのですが、 新築ということもあり、その環境を知らないままの、制作でした。 それで、つくりかえたのが 大王の椅子Part2 です。 これならばマッサージチェアが近くにあっても、座 った時の目線に圧迫感がなくて過ごせると思いました。 現在、 大王の椅子Part1 の方はベラのギャラリーに鎮座しています。

植物でアートフレーム (♪)

このところの剪定作業で、まだ元気な木々もばっさりやっちゃうこと、あります。コニファーも勢い良く伐られたので、アートフレームにしてちょっと残してあげました。 コニファーの小枝で囲まれたのは、オーデコロンミントの花と、アゲラタムの花です。 【 Fly のひとりごと 】 オープンリールデッキ・・・高校生の頃、FMラジオを録音して聴いていた。そして、思い出される一曲。 "春は静かに通りすぎていく"

椅子制作あれこれ・Case1

おとなの学習椅子の場合。 朗読のお仕事をされている方がそのための椅子、ちょい掛けができて なおかつ 動きまわったりできるものをということで、座面が少し高めの小さな椅子をつくりました。結局、お試し期間中にそのお仕事を辞めたため引き取り、その椅子は今 ベラのダイニングで活用しています。 その代わりとして、高齢でありながら読書家のお母様のためにどっしりとした椅子を、そしてゆくゆくは自分が思い出の学習机の前で使えるようにということで座面と肘掛け高さを調整した椅子をつくりました。 おとなの学習椅子として、そのうち風合いもあってくるかな・・・?

木の実たち

剪定や草刈りは大変だけどこの爽やかな空気の中、外作業が快適に進みます。そうして途中ふと見ると木の実がいろいろ出来てる、出来てる。  秋ぐみも赤くなり始めました。天狗高原で拾ってきた実から、山里のそこここに広がっています。なかなかに旺盛な繁殖力の持ち主です。こうしてアップで見ると飴玉が生っているようだね。 あらかしのどんぐり。これはお友達のおうちの庭から拾ってきたどんぐりです。撒いていたら今はずいぶん大きくなりました。ベラの山にはこの他にもいろんなどんぐりが居ます。 そうして花梨の実も色づき始めました。ほんのみじかい間だけど、秋が深まっていきます。

つる性植物

秋の里山はつる性植物がいっぱい。このままリースにすればかわいいけれど、里山暮らしにとっては厄介なものです。 ノブドウ、カラスウリ、ヘクソカズラ(何て名前!) などなど。 下の写真は、別の場所で撮ったカラスウリですが、今いろんなものの剪定をするとき、この子たちが絡まっちゃって、引っ張っちゃってもうほんとうに、嫌です。 今日は、アジサイの剪定。山に植えているアジサイは、 Babe の背丈よりも高くなっていてその上に蔓がわちゃわちゃ! 蔓の帽子をかぶっているので、雨の少ないこの頃でも葉っぱが枯れていなくて そういう意味ではよいこともあるんだけれど、取り敢えずすっきりさせたいので、つる性植物と、奮闘中の Babe なのです。

霜降

本日は霜降。朝晩の冷え込みが増してきて、北国や山里では霜が降り始めるころ、だそうです。つまり今まで植物についていた 露 が 霜 にかわる時節。まだまだベラではそんな気配はみられないけれど、朝の草花はなんだか寒そうだね。 この時期ベラでは、オーデコロンミントの花が咲いています。今までブラックミントだと思ってたけれど、どうやらオーデコロンミントが正しいようです。 庭のお手入れ時には長く伸びすぎた草花は刈り込むんだけれど、この時期に残ってる花は伐り戻してあげよう。 そうしてキッチンの窓辺に挿して、残りの命を全うしてもらいます。

草刈り機

Fly の草刈りもいよいよ大詰めです。涼しくなったので真夏ほどの息苦しさはないけれど、急傾斜のざらざら道で草刈り機をぶんぶん回すのは、やっぱり大変だよね。 ベラの草刈りは収穫物のためってことはほとんどなくて、景観と獣たちとのすみわけのためです。景観についてはもとミカン山 だったところに植えたどんぐり、山桜、楓の樹などなどがだいぶ成長してきているので、これらを守るため。獣たちとのすみわけは、どんなに手入れをしていてもなかなか難しいものがあります。何しろ日本中でクマやイノシシたちが住宅地に出没するらしいです。ここ里山はなおのこと。一度 簡単にゲットできるにんげんの食べ物の味を覚えると、それが忘れられないらしく、度々やってくるようになるんだね。それでもやはり、里山が美しいほうがいいからせっせとお手入れするのです、やれるあいだは。 さて Fly の草刈り機、刃を取り換えるためにねじを回そうとしたところ、レンチがきかないほどつるつる状態。10年くらいこの草刈り機をつかってきて、うすうす感じてはいたけれど、こんなにまでなったとは思ってなかったようです。 ネットで、ボルトを注文して早速取り替えました。左上の写真が取り替え前、同じものとは思えないよね。

おうちのサイン

定番の”山葡萄の表札”たちです。基本の形を踏まえたうえで、後ろの板や留め具を変えていきます。 山葡萄の表札から派生して、そのおうちの顔となるサインの制作もたくさんしています。そのおうちの暮らしぶりを表現したり。 塗装店のサイン。 花屋さんのサイン。 会社のサイン。 そしてこれは最近のブログにも取り上げたワンちゃんのサイン。 などなどです。

健康診断の日 (♪)

夏がながいこと居座っていたせいで、爽やかなはずの秋がなんだか足早にすぎていくようです。朝夕はもう寒いと言ってもいいくらい。 一年に一度の、昨日は健康診断の日。8時半からの予約なのだけど、ちょっと早めに行ったおかげで、早い番号が取れてとてもスムーズに進みました。 場所は きさいや広場の催事場。昨年までは保険センターに行ってたんだけれど遠いし会場が広すぎて、検査に時間がかかっていました。もともと Fly はここで検診を受けたかったんだけど、この広場 以前に使った時には鳩が横行していて、鳥嫌いの Babe はこんな場所で検査すると血圧が上がりそうで(?)それ以来拒否していました。今回は鳩も来なくて Babe ひと安心。鳩が居ても居なくても Fly は血圧が心配のようですが・・・ Babe はこれといった悪いところもないんだけど、がん検診はしておきたいので、毎年の行事になっています。 予想より早く終わり、朝食を摂っていなかったので、ほんとうに久々にモーニングサービスなるものをいただきに行きました。何十年ぶりだろう。 HA・NA という喫茶店で、本当に昔ながらのお店だったけれど、モーニング目当てのお客さんが結構来ていました。ホットサンドが美味しくて満足。以前うんと年上の知人から”安くておいしいよ”って聞いていたのでこの店にしました。評判通りでした。 Babe はかねがね”朝ご飯は我が家のが一番”と思っているけど、ほかの人に作っていただくご飯もとってもおいしかったです。ごちそうさま。 【 Fly のひとりごと 】 もちろん、検診前には血圧測定練習はしている。今回は練習成果が上がらず、やけくそ酔っ払い測定したところ、Goodじゃないですか。調べるに、酔いに伴い血管が緩み拡張するため血圧が下がっていただけと判明。残念!? 健診本番は、ギュ~と締め付けてくると自然に負けない気持ちが働いて、一回目はアウト。休憩をいれて2回、3回と測定した結果いつもの高め数値で落ち着く。 "Missing"

水中おかば

件の整体師さん、水中おかばも気に入っていただいたので、おつくりしました。  桜の花の散り敷く水中でまったり、のおかばをもとにうまれた子です。 おかばの背中には何か水中植物でも飾ってほしいね。

整体師さんの椅子

ベラのお客さんは個性的でたのしい方が多いのですが、ひときわ愉快な方でした。整体師をされている女性。楽しい話で盛り上がってさて帰ろうかというときに、 Babe の仕事椅子が目に留まった様子。左側が通常のロウ付けをするときの椅子です。右側はちょっと高い位置から細い炎を当てて球体をつくるときに使う椅子です。 どちらも火を使いながらの作業なので、とっさに避けることのできる椅子が安心なので作ってもらったわけです。 そして、この整体師さん、ご自分の仕事も力を入れたり、立ったり座ったりとアクティブな動きがあることに着目されてこの椅子を気に入られました。 そこでおつくりしたのが下の写真の椅子です。さらに動き回れるように脚部にキャスターを付けました。

季節の香り (♪)

ベラに来られるお客さんに、”ここいいにおいがする”ってよく言われます。多分庭先には季節ごとに香りのする樹々が植えてあるからでしょう。 春は梅からはじまって、ジャスミン、初夏のくちなし、ミカンの花々、秋には金木犀、そして冬場は蝋梅、などなど。この季節はまさに金木犀の香り。 ことしも満開になりました。ベラの樹々はあまりひこばえを残さないで一本立ちにすることが多いんだけど、金木犀はひこばえを活かしてほわっとまあるい樹形にしています。随分大きく育ったね! 【 Fly のひとりごと 】 "初恋"

秋祭り

秋本番は祭りのシーズンでもあり、日本中いたるところで、祭囃子が聞こえていることでしょう。この地も同じ、昨日まで秋祭りでした。 ん?なんだこれは! そうなんです。ベラには牛鬼がいます。夏と秋の2回お祭りになると発動します。これは こどもうしおに と言って子供たちが担ぐ牛鬼です。 ベラのひところの人気商品 こどもうしおに は皆が着ている法被の中に一個だけそのおうちの名前を入れたものを着せています。 一昨日は牛鬼が練り歩く日で、ベラの玄関先にも青年団の牛鬼がやって来てくれました。ベラの横の道はすごい坂道なので、この坂を上がる前に一度気合を入れなおしてから牛鬼がやってきます。そうして掛け声をかけてお祝いしてくれるので、ありがとうのご祝儀を渡します。そんなやこんなで、 こどもうしおに  がここまで上がってくるのは到底無理なようで、坂道が見えたら引き返してしまいます。ちょっと寂しいけれど仕方ないよね。 牛鬼といえばこんなちいさな牛鬼の頭もあります。宇和島の名産品として大きくてカラフルな牛鬼の頭は、一家に一台ってかんじであるようですが、”ちいさな頭をつくって”っていう声にこたえてつくりました。12センチ×20センチくらいのサイズです。 ちっちゃくてもなんだか怖いよね、うしおにの顔は。

運動会

このところの秋晴れ、空が高くて気持ちのいい空気の中、庭仕事もはかどります。先日のらぼう菜の種を撒きました。まだまだいろんな野菜の種を撒きたいところだけど、落花生が陣取っていて今回はとりあえずのらぼう菜だけでも、ということで。 のらぼう菜は美味しいからね。 種を撒いた後、新聞紙をかけてなおかつ水を切らさぬようにしていたところ・・・今朝、庭の見回り中の Fly が発見!なんといのししが、昨夜は運動会を開催しているではないですか! 近くにいのししの歩く道があったのでちょっと心配ではあったけれど、新聞紙を鉢で押さえて何にもないふりしていたんだけど、すっかりあらされてしまいました。すこしでも芽が出ることを期待して、今度は網をかぶせてみたところです。 いまのところ落花生の場所を荒らしていないのは奇跡に近い?

栗の季節のおわり

9月の半ば過ぎから始まったベラの栗拾い(といってもほぼほぼ Fly がひとりで頑張ったんだけど)も今日でおしまい。たくさん採れたので甘露煮と渋皮煮を再度つくって、残った分は冷凍保存。 火鉢が出たら焼き栗っていうのもいいかもね。 最後にイガ栗体験をしたいちいさいひとたちに、甘露煮や渋皮煮と一緒に、生の栗とイガ付きの栗も送ってあげました。栗の美味しさだけではなく、イガイガの痛さも経験してもらおう! 栗ばやしでネットの片づけと、少し拾い残していた栗を集めて、栗の季節は無事終わりました、大盛況のうちに。 なにしろ栗大好きの Babe はこんなにたくさんの栗に出会えたのは、子どものころ以来なのでうれしくて。 渋皮煮も大好きだけどやはり一番好きなのは、蒸し器で50分かけて蒸したてのやつ。塩を少しかけて蒸すと甘みが増すし、あつあつのうちにペティナイフで剥けば鬼皮も渋皮も簡単に剥けてほっくりした自然の甘みが実に美味です。 そのままの味が美味しいと思えるのがほんとうの栗好きなんだよ。 以前、朝ごはんの時に栗を煮ていてすっかり忘れていた Babe 。いいにおいがするので、あ、って思いだしてお鍋のふたを開けたら水分がきれいに飛んでてなんともおいしそう! ”ほら見て~”って食事中の家族のところにお鍋ごと持っていったら、その場で ばーん って栗の実がはじけてしまい、 Babe は頭から栗の粉だらけ!水分が残ってたら大やけどする一歩手前でした。危機一髪だったのに栗の粉をかぶった Babe を見て転げまわって笑ってた家族。 それ以来この季節になると 栗爆発事件 は語り草となっています。

原木をつかって

Fly は原木を組み込んだ椅子の制作がとても好きです。 これはクロガネモチの原木を縦割りしてつくった2脚。ひとつは " ガゼルベンチ" とネーミング。玄関に置いてブーツをはいたり、ちょっと腰掛ける時に便利なようです。 もうひとつは " ひつじ椅子" 。 座面にふかふかのシートをかぶせて子羊のイメージです。 じっくり座る椅子ではなく、オブジェのようにおいて楽しんでもらう、ちょっと贅沢な椅子たちです。

冬に備えて

ちょっと気が早いけれど、朝夕の気温の低さを植物たちはいち早く感じるので、冬支度。10℃以下が苦手な南国の植物たちは室内にお引越し。作品たちはすみっこに追いやられるけど、仕方ないよね、この季節。窓ガラスからの日差しをいっぱい浴びてほっこりしています。 短日処理中のポインセチアも徐々に赤くなってきてます。今年は春先に植え替えの予定だったけれどバタバタしていて出来なかったので、株がちいさいね。来年こそ大きくなるように植え替えてあげるからね。 ベラの庭では、金木犀がほのかに香り始めました!よく見ると蕾がいーっぱい。 秋本番です。

郵便ポスト

Babe が銅制作を始めたころは、人形や自転車などのちいさなものをつくっていました。あるときポストの制作に挑戦したことが、大物作品の制作にかかるきっかけになりました。 ポストはいろんなタイプをつくってきました。その度に構造を調べたり試作品を作ったりして、大変だけどそれはとても楽しい制作時間なのです。 そうしてこれが18年前につくった第一号のポストです。 今も元気で頑張ってくれてるかなあ。