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11月, 2023の投稿を表示しています

サンダークローラー

特注といえばちいさい人がデザインしたロボットがありました。 サンダークローラー (子供のネーミングは独特だよね) という名前の " がんだむロボ " の絵が送られてきました。さて、どうつくろうか思っていると、さらに、例のおもちゃ箱に積み込んでた原木積木でつくった プロトタイプ版の画像が送られてきました。そして、パンチが飛び出すといいなぁ・・・だって。 ということで、 Fly がつくったロボット。それぞれのパーツを組み立てられるようにつくりました。 頭の上には鉛筆削りを仕掛けました。ちゃんと名札を付けて、の完成形です。

リフォーム

地主老妻の家の片付け事項で、ただ一つ残っていたキッチンまわりをようやくリフォームすることになりました。流し台の入れ替えと壁の張り替え、リビング・ダイニングを含めて老朽化していた床板の張り替えをします。その前のお掃除が大変!長年の汚れは一筋縄ではいきません。  築50年近い家で 照明はシャンデリア、天井が 折り上げ天井  (初めて聞く名前です)。一般家庭にちょっと豪華な感じを出すのが流行していた時代の産物です。 折り上げ天井  は二段階になった天井なので溝の部分の埃をとるのがなかなかのお仕事です。明るい部屋好きの Fly と Babe ならここはLEDのシンプルな照明に取り替えたいところだけど、地主老妻はここを寝室に使うので、シャンデリアのまま、残すことにしました。 床や壁の張替えが終わったら、今度は家具たちをもとに戻さねばなりません。そのときに出てくる不要なものの選別と片づけがまた一仕事だろうね。 大変ではあるけれど、長年の汚れがきれいになっていくのは楽しみ!

木と銅のコラボ

木の枝の立ち姿を利用しての特注品です。 旅好きの方のご依頼でつくった にっしーツリー 。旅の小物たちを木の枝に飾りました。  これは犬猫好きのおばあちゃまのお誕生日プレゼントに作った ふくちゃんツリー 。 そうしてこれは フツーではないバナナスタンド のご要望。 このように、どこにもないオンリーワンのオブジェたちのご依頼もあります。

おもちゃ箱

きのうに続いてちいさい人たちのための、今度はおもちゃ箱。 これは初代のおもちゃ箱です。車体や取っ手はもちろん、 Fly は車輪もすべて手作業でつくりました。 手作業だけでスムーズに走行できるクオリティ、すごい、と Babe は思います。 そうしておもちゃ箱の中には、ベラの山に植えたどんぐりの樹から作った積木を入れました。今ではこのどんぐりの樹、大木になっています。オイル仕上げをして いちばん目のちいさい人のおうちに納品。その後、このおうちで 二人のちいさい人に大切に使ってもらいました。 第1号車の使い勝手を聞いて Fly が改良したのが、この2号車。 ちいさい人たちは思いっきり運転して壁や柱にぶつけるので、バンパーには あたりが優しいゴム製クッションガードを装備しました。 この2号車は new・二人のちいさい人たちが使っています。車体は青いクレヨンでお絵描きしてもらい相変わらず元気に走行しております。

あかごへらへらさせるやつ

Fly がそう呼び始めて以来、ベラでは赤ちゃんのオルゴールメリーのことを  あかごへらへら と呼んでいます。  こんな ゆるーい子たちがつるされていて。 イッツアスモールワールドの曲に合わせて回っていたら。 そりゃ、あかごもへらへらするよね。

ミカン

ベラの山はもともとミカン園地でした。低農薬から完全無農薬になって、もう10年ほどが経ちます。完全無農薬だと外観がとても悪いけれども、もともと酸味と甘みのバランスが良く 味の方もなかなかに良かったため、親戚・知人には好評で ミカン狩りなど楽しんでもらったりしていました。 ところが あれあれ、なんだか今年のミカンは??? 外観もきれいです。 山が荒れるのは嫌だから、 Fly が枯れた木を全体もしくは部分で伐採・剪定しています。周りにはどんぐりや山桜の木を植えてきて、今ではそんな林の中にミカンがちょこっとだけあるっていう状態。 この夏は雨不足で、ミカン農家の人たちは困っていたというのに、ベラのミカンは近年では最高の出来映え、どうしたことでしょう。 以前に収穫したキウイフルーツも 今迄で一番いい出来でした。 これはきっと、地主老父が天から粉でも振りかけて応援してくれてるんだね。 そうに違いない、味わっていただくことにします。

スプーン

Fly のつくるスプーン、木の皮を残してみたり、取っ手に Babe が熱ペンで絵を描いてみたり。同じように見えるスプーンも 深さや取っ手の風合いがそれぞれ違っていて、自分に合ったものを選ぶのも楽しいね。 制作は、原木を割るところから。 割った原木からあらかたの形をほりおこして、あとは少しづつ丁寧に、削っていきます。そうして 口あたり・手あたりの優しいスプーンが生まれます。 この Fly のつくったスプーン、いちばんの愛用者は Babe でもう10年来 毎日使っています。

山帰来

サルトリイバラは山帰来とも呼ばれて、初冬の山で赤い実をつけています。。 山帰来(サンキライ)という名前も好きです。この名前の由来は、病や高齢のために山に捨てられていた人が、サルトリイバラの根っこによって元気になって自力で 山 から 帰 って 来 たということだそうです。つまり生薬なんだね。 この山帰来、蔓がものすごーく強くて、絡み合っていると引っ張っても切れません。リース状に設えようとするとき、銅線で互いの茎を縛るんだけど、蔓なのか銅線なのか見分けがつかないいくらいに巻き付いています。 お花屋さんなどで売ってる山帰来のリースは完熟の赤い実だけをつけて、葉っぱはないけれど、ベラの山から下りて来たばかりのこの子たちは、実がまだ若くて葉っぱもついています。野趣あふれる冬のリースです。 そうだ!山帰来の葉っぱは5月くらいになると、じつに青々としていて柏餅の葉っぱとして使われます。関東では柏の葉がそうだけど、関西ではこの山帰来の葉っぱを使うのです。通称柴もち。中身は全国共通だと思うけど、包む葉っぱはその地方に豊富にあるものを使うんだね。暮らしの知恵です。

小雪・椎の実

本日は小雪。寒さが増し、雪がちらつき始めて日暮れの早さが感じられる、という季節。まだ雪にはならないけれど、この週末あたりから本格的に寒さがやってくるらしいね。 初冬の山はいろんな木の実も採れます。椎の実ひろいをしました。もうすでに動物達が食べているのか、あまりたくさんはありません。 ベラの椎の木はコジイと呼ばれるもので別名がツブラジイ。よくあるスダジイにくらべて、実が小粒で(7~8ミリくらい)、形がまあるいのでコジイとかツブラジイとか言われるということです。なんだかみんなおじいちゃんみたいだね。 コジイの樹はこんなに大きくなりました。 早速火鉢で炒ってみます。半透明の白っぽい実になったらいい感じに炒れている証拠。あまり炒りすぎると固くなるので用心しなくっちゃ。 このところ Babe が椎の実や栗の実を火鉢で炒るので、お部屋の中が香ばしくていい匂い。初冬の山遊びの匂いだね。木の実大好きな Babe は、この前来たお友だちに栗の実について熱く語っていたら”前世はリスなんじゃない?”って言われました。 うん、そうだと思う Babe は子豚だけど、前世はリスに違いないね、きっと。

いまだけの

山葡萄が紅葉しています。 だからいつもはこんな銅製のオーナメントが飾ってあるベラの玄関も。 いまだけ、この季節だけはほんものの山葡萄リースで。

初冬の里山

なつめの樹もすっかり葉を落として、裸木がするどく天を衝いています。 山頂近くの楓の樹林も紅葉し始めたのに、先日の強風で葉っぱが落ちてしまいました。 落ち葉がふかふかの里山、寒いけれどしーんとしていて大好きな季節。

気球のモビール

気球もたくさんつくりました。気球はまず、わりと太めの銅線で枠をつくりわらわらたちが乗るボックスもつくっておきます。そのあと和紙を貼って艶出しニスを塗ると、しっかりとかたまるのです。いろいろ工夫する過程で編み出しました。気球ができたら、飛行機や飛行船もつくってみたくなり、ハングライダーもいいかも・・・なんてやってるうちに、モビールになりました。 ベラの天井にも。 古民家の天井にも。 いいなあってお客さん今も時々いらっしゃるけどあまりおすすめしていません。なにしろ高いところに吊るすのでお掃除が大変だから。って飛行機乗りたちも言ってます。

靴べら

Fly のつくる靴べらもとても人気です。 Babe はキーホルダーにつけて毎日持ち歩いています。スニーカーを履くときにも必須です。仕上げが丁寧なので肌触りが優しくて重宝しています。これは木の持つ反りをそのまま活かしました。 いろんな材料でつくるので、各々に木の名前を書いたちっちゃな札を付けることにしています。 持ち歩くのはちいさいほうがいいけれど、家に置く長いタイプがとても人気です。皮の部分を残してアクセントにしたものたち。 フックもセットで、というご要望にこたえたもの。この場合もちろん、フックも同じ木を使っています。 腰を曲げないで靴を履けるようにできるだけ長く、というご要望でつくったもの。持ち手部分に切り込みをデザインしてみました。 これはスタンド式で使いたいというご要望にこたえたもの。  

ふくろうたち

一時、ベラのお客さまのあいだで、ふくろうのブームがありました。 Babe は鳥類が 大、大、大の苦手なのに、です。がんばってその姿をネットで調べて挑戦。もちろん実物なんて見られるはずもありません。そうして、金と黒のふくろうペアができました。 金いろの子は真鍮を主に使っています。真鍮は熱を加えるといきなり柔らかくなるので扱いにてこずりました。黒いろの子は銅の古美しあげ。たくさんつくってみれば、なんだか愛着が湧いてきて、今ではベラの玄関先にもこのペアが居ます。 子どもふくろうもつくってみました。

アートフレームも冬支度

ヒメヒイラギが今年もとげとげの葉っぱを出しているので。 アートフレームにしました。ムラサキシキブの実と白いランタナでちょっと初冬のかんじ。 ヒメヒイラギは新芽だけがとげとげで、大きくなるとまあるい葉っぱになります。不思議だね。

キウイフルーツのジャム

地主老夫が丹精していたキウイフルーツ、一個も無駄にしたくないので、ジャムにします。そのまま食べても十分おいしいけれど、量が思ったよりあるので。 ベラでは砂糖にこだわりがあって、 きび砂糖 か てんさい糖 。優しい味です。 ちょっと酸味が勝ってたので仕上げに蜂蜜を足しました。

火入れ式

急に寒くなったのでベラでもついに火鉢の火入れ式を行いました。 炭の材料としてはどんぐり系のものが良いそうです。大きさは大きすぎず小さすぎず下の写真くらいのがいいね。でもこのところ、炭焼きをしてくれる人の高齢化が進んでいて、手に入れるのが大変です。道の駅で見つけたらそのたびに買いだめしているんだけれど。