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8月, 2025の投稿を表示しています

8月も終わり

8月も終わりというのに この暑さ!本州は40℃に迫る勢いの所もあるとか。来月には少しは落ち着いてくれるんだろうか。こう暑いと 1℃下がってもなんか過ごしやすいと思ってしまいます。 ベラのナツメの樹には 空蝉、つまりセミの抜け殻。セミの幼虫もこの暑い夏を乗り越えて頑張って成虫になったんだね。 ナツメといえば、今年は例年に比べ 随分少なくて、しかもなかなか 熟れません。その貴重な実は、ガリガリかじると じつに美味しい、相変わらず。 これも空蝉と同じで、『もうすぐ夏が終わるよっ』て教えてくれる子たちなんだけれど。

ヤブツルアズキ、ぜんざいになる

おともだちから 去年育てたヤブツルアズキをいただきました。写真の下の方に赤いお顔を見せてるのが、去年ベラで育てた金時ササゲです。普通のササゲと比べると こんなに小さいんです。 それしてもこのお友達、なんと几帳面なこと!収穫した鞘の量と種の採れ方をこんなに測っているんだね。大切に育てたヤブツルアズキ、ありがたいことです。 ことし苗でもらっていた子は、ベラでもこんな風に育っています。 さて早速ぜんざいにするべく、水洗いした後に弱火でコトコト煮ます。煮るあいだに 灰汁が出るのでこれをとります。なにしろ豆が小さいので灰汁をとるときは  灰汁とり器  ではなくて、灰汁とり用のシートを使います。この  アクとり名人  はなかなかの優れものだよね。 いつもだと豆を煮る時は圧力鍋を使います。今回は豆が華奢なのでふつうのお鍋で様子を見ながら煮ることに。結構灰汁が出て何度も水を足しながら30分以上煮たけれど、豆が柔らかくなりません。というか、煮崩れしないのです。十分食べられるまでの柔らかさにはなったので、きび砂糖を投入。この間、ほんとうに何度も何度も灰汁とりをします。 このあたりでいいかと完成させて、白玉団子をつくって入れます。 さてお味は。 豆の味がしっかりしていて まずまず美味しい。けれども もう少し研究の余地ありかな。まだまだ灰汁が抜けてなくて、よく言えば" 野趣あふれる味 "というか、野生の豆を食べている感じです。ネットなどではこういう味の好きな方がいて「普通の小豆より美味しい」などという意見もあります。 この小豆の原種から、今出まわっている小豆やササゲが品種改良の末に出現してるわけだね。だからというわけではないけれど、今のところベラでは、やはり金時ササゲや小豆の方が美味しいかな、という結論です。 少し残しているぜんざい、明日はもう少しコトコトして、きび砂糖も少し追加してみよう。 この貴重な体験をさせてくれたおともだちに大いに感謝、です。

石垣のお直し

イノシシ被害はピーナッツ畑だけではなくて、庭の石垣も数か所 壊されています。なにしろ力持ちなので、おっきな石もゴロンと転がしてしまいます。 お盆前に壊されていたんだけど、ようやく今朝、 Fly が修復しました。 見た目きれいに修復されてるなあと  Babe は感心するけれど、 Fly に言わせれば「こんなのイノシシにとったらちょろい、一発でまたやられる」んだとか。 そしてもう一か所、ここはもうこのまま、石だけ片付けて、スロープにしようということで落ち着きました。 相手は イノシシ だけど  いたち ごっこ、だね。 それでも、人的被害の多発している熊に比べれば まだましというものです。熊被害が多発している地域は、ほんとうにおちおち散歩やジョギングもできないような状態だとか。けものとにんげんの住みわけが、もはや崩壊してしまっているんだろうか。 温暖化同様、国の施策として考えなければいけない時代が来たんだね。

OLIVE

今日は地主老妻の介護認定更新日だったので、出かけたついでにお昼をどこかで、ということになって  Fly と Babe の二人で、以前から気になっていたお店に行きました。 知永峠を登りきったところにある コーヒー村OLIVE というお店。お友達のブログに出ていたんだけど、名称と佇まいのかんじから、なかなか入店する気になれませんでした。 でも思い切って入ってみると。 外見とは印象が全然違って、店内はひろびろと凝った作りです。何よりいいのがとても明るいこと。大きな窓から吉田湾が見えて桜の樹が茂っています。桜の季節にはさぞかし気持ちいいことでしょう。 高い天井に木と石をふんだんに使っています。 上品で痩身のマスターによれば、50年の歴史があるということ。ご夫婦でされていてこの歴史からするとかなりのご高齢かと思われます。 50年前にこの片田舎に、こんなセンスのいい建物をつくられるなんてすてきなご夫婦だね。 いいくらいの音量でジャズが流れていて、とても居心地のいい空間。 料理のメニューはそんなにたくさんはありません。常連さんがモーニングサービス目当てにコーヒーを飲みに来る、といった感じなのでしょうか。 和風ハンバーグと豚の生姜焼きを注文しました。和風ハンバーグにはもろみのソースがかかっていてちょっと個性的。 家庭料理を丁寧に作っていただいた、といったかんじの味です。 とにかく雰囲気がいいので、また何かの折にはコーヒーを飲みに来てみたいなあと思ったところです。

処暑

本日は処暑。厳しい暑さが峠を越して 和らぎ始める頃、だそうな。 とんでもないね。まだまだ この暑さは8月いっぱい続きそう。ベラ周辺は まだましで、35℃になる日は そうそうないけれど、全国的にみると 気の抜けない暑さが続いています。二十四節気の表現に、地球が、日本が、適合しない時代になってしまっているんだね。でも、この季節の移ろいをあらわす暦の言葉は 失くしたくない文化のひとつではあります。 今年は ほおずきが たくさん実ってくれて、お盆の飾りにも活躍しました。 でも無農薬の 野放し状態で育てていると、虫にやられて 葉っぱも実も、穴だらけ。この犯人は文字どおり ホオズキカメムシ という名のカメムシです。このカメムシはナス、トマト、パプリカやピーマンなどのナス科の野菜にもつきます。どうやらホオズキにつくのが 起点らしいので、来年はぜひ、農薬を使って退治しよう! さて今年も  スケルトンほおずき をつくります。バケツに水をはって沈めて、陽のよく当たる場所に置いて 一週間ほど様子を見ます。水が腐っていくので たびたび取り替えないと、悪臭が出ます。要は、ホオズキを腐らせるんだからね。 おっとその前に、カレンダー用にスケッチしておこう。 今日 遊びに来てくれたおともだちが「面倒なことを手間かけて、まさにつくって暮らす、だね。」というようなことを言ってくれました。 Babe にとって、とても嬉しいひとことです。 おともだち夫妻が もってきてくれた、美味しいアンパンをいただきながら、この酷暑を元気に乗り切るように、おしゃべりの時間を楽しんだところです。

訂正

 19日のブログで紹介した花、九段草と言っていましたが、書き間違いです。 正しくは 九階草(九蓋草)クガイソウ と読みます。オオバコ科の多年草で、このような涼しげな花を咲かせます。 トラノオ ともいうらしいね。花が何段にも連なって咲くのでこんな名前が付いたようです。 よく似た花がもう一つあります。これはご近所さんにいただいた新顔。 ベロニカ という名前。 セイヨウルリトラノオ という別名もあるくらい、どおりで  トラノオ  という別名を持つ  九蓋草  に似てるわけだ。 今年植えたばかりなのでまだまだ背丈が小さくて水やりのたびに、ホースを絡めないように注意してあげなければなりません。でも宿根草は、年数が経つとしっかり大きくなってくれるので、これからがたのしみだね。 秋のはじまりを感じさせる 涼しげ草 たち。

秋の気配

日中は相変わらずの酷暑だけど、早朝には秋の気配が感じられます。子どものころ、夏休みが終わるとなんだか急に、秋になった感じがしたものです。 現在は、早朝の涼しさや植物の変化で、何とか秋が近いのかなあと感じられるようになりました。昨年ベラの仲間になった 九段草 が涼しげな花を付け始めています。 おみなえし はぐんぐん伸びて伐り戻した場所からあらたに花を出し始めてくれました。 シジミチョウもちょっと嬉しそう。 夏野菜もピークが近づき パプリカ が色づいて、 唐辛子 が赤くなり始めています。夏野菜をいっぱい食べて、あとひといき、ふたいき、この暑さを乗り切ろうね。 暑くなる前に撒いた ピーナッツ は、もうすぐ落花して実を結びそうになってたのを、イノシシに見事にやられてしまったけど、ね。

休み明け

ほぼ2週間の夏休みメンテナンスが終わり、早速今朝から 外作業の開始です。以前手を付けていた避難路の 手入れの続きです。 今回は助っ人がひとり加わって、4人での作業。 Babe は主に写真撮影で、男性3人が伐採作業をします。今日はまず避難路の入り口に建っているお宅に、覆いかぶさっている樹々を片付けようということで。 伐採の邪魔になっている下草を手刈りした後、覆いかぶさっている木や竹を伐っていきます。 リーダーの自治会長さんは 林業従事者なのでチェーンソーで伐るのはお手の物。 Fly は細めの樹々を 手鋸で切っていきます。 この場所は竹がたくさん生えていて作業がしづらいため、あらかじめ数日前に 竹を伐採しておいたようで、隋分助かりました。 斜面の作業なので、ワイヤーで引っ張って人家の方に倒れないようにしています。 下見の段階で、樹のどのあたりで伐れば家の屋根にあたらないか、計算されていたようです。さすがプロだね。屋根の手前に寸止めして、伐った枝は地面で処理して山まで持ち上げていきます。 まだまだ 伐採の必要な樹は残っているけれど、今日の所はとりあえず終了。 7時から始めて11時くらいまで暑い中の作業、ご苦労様でした。 Fly と Babe は けさ5時に後発のちいさい人たち一家を送り出して、そのあとの作業なので、お休みモードが まだ抜けきらない中、なかなかにハードなスタートだったけれど、何とか無事終わりました。 こういう作業は 地域の人々は行政がやってくれるだろうと思っているようだけど、そんな余裕のある自治体はほとんどなくて、たいていは地域住民が手を付けなければできないこと。 自分たちが住んでいる場所なので、できる人々が集まって力を出し合わなければ、立ち行かないのが田舎暮らしなのです。

お盆

お盆の行事です。飾りつけ、お霊供つくりなど。 ちいさい人たちに、ナスとキュウリの乗り物を作ってもらい、鬼灯を飾ります。今年は鬼灯がいっぱいできました。鬼灯の灯りをたよりにして、ナスやキュウリの馬(?)に乗ってこの3日間、ご先祖様が帰ってきてくれるのだそうです。 ベラの庭の、オミナエシ、銅葉フジバカマ、アゲラタム、キキョウなどに加えて、キクやリンドウを飾って設えます。 そうして夕刻には、ちいさい人たち家族全員が揃って迎え火を炊いて、おお騒ぎのうちにご先祖様をお迎えしました。にぎやかなお盆がいいよね、ご先祖様!

立秋

本日は立秋。秋の気配が感じられるって言うことだけど。 そして 久々の雨です。だいぶ大きくなった ちいさい人たち 二人はこの猛暑の中、2連荘でプールにいきました。雨のおかげで 今日はお家でお勉強。 夏休みの宿題が結構あるので、雨は別の意味でも 恵みの雨です。 ベンケイガニの赤と黒、ちっちゃい子も含めて全部で5匹。 近くの溝で捕まえました。二番目のちいさい人は自由研究のテーマにして、色々調べて、レポートに。 持ち方も 工夫して、お腹の手触りをみています。昔の子だったらこんなこと何でもないけれど、都会っ子はこんなこともあたらしい体験なんだね。

芙蓉の花・ちいさい農園

芙蓉の花が咲き始めました。ピンクも。 白も。この暑ーい夏空に元気いっぱい。 ちいさい人が、種蒔まきした農園も立派に育っています。 万願寺唐辛子も。花はちいさいけれど、ようやく実は大きくなりました。 オクラも。この子は花もかわいい。一日に最低でも1個づつ収穫しています。 さて あしたからこの種の主、ふたりが父母より一足先にやってきます。 こうして 約10日間のベラのメンテナンスが始まります。もうそんなには ちいさくないので、体を使って 遊んであげる感じではないけれど、日常のペースが変わるので体調を崩さぬように用心用心。

葉月のはじまり

今日から8月。日本中 あちらこちらで、猛暑の便り。40℃越えなんて病気の人の体温だよね。何とか乗り切らないと。 さて、朝活主義のベラですが このところの  Babe はさらに 早朝活 です。 お勤めしていた頃には 布団に入ると 秒速で寝入ってしまうので  ”ミルク飲み人形”などと からかわれるくらいに 寝つきが良かったのだけど、最近はすっかり寝つきが悪くなってしまいました。 ”ミルク飲み人形”も年を取るんだね。 それでも、朝は早くに目覚めてしまいます。どうせ 眠れないのならいっそ起きてしまおうということで (4時くらいから)、 絵を描いたり、本を読んだり、 ”ひとり時間”を楽しんでいます。ベラの早朝は 本当に涼しくて、静かで、極上の ひとときです。まだ 外作業をするには 真っ暗なので、机に向かっているのです。時には お料理の仕込みをやったりもします。そうして  Fly が起きて、空が明るくなり始めたら 外作業に移ります。 この時間の使い方が   Babe は今のところ とても気に入っております。 さて来週から 夏休み中のちいさい人 ふたりが、やってきます。このマイペースな時間割が 変わってしまうので、体調を壊さぬように気を付けないと。 庭では ユーパトリウムチョコレイトはこんな感じで育っています。ようやく ひとつふたつ、花が咲き始めたところ。うしろの桔梗をできるだけ切り戻しして、何とか共存出来るように育てています。