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牛蒡の寝床

 一昨日とってきた落ち葉や砂利土、これを活かして腐葉土をつくります。 その前にまず、土嚢袋を使った牛蒡の栽培を始めます。近所の方が、コンクリートの地面の上だけど肥料袋を使って、トマトやナスビなどをとても上手に育てています。これに倣って一昨日使った土嚢袋で牛蒡を育てようと思います。 この作業は  Fly とふたりでやりました。牛蒡はある程度の深さの土を掘らねばならず、結構大変だけど、これなら少し下げた地面に土の入った土嚢袋を置いて育てることができる、はず。ということで5袋だけ 牛蒡の寝床 を作ってみました。 下の方に砂利土、上の方は落ち葉と畑の土を入れてかきがら石灰を混ぜた土を入れました。 ここに明日、牛蒡のたねを撒こうと思っています。 おっと、その前にやったこと。少し空いてる場所があったので、そこに採ってきた落ち葉と土を交互に混ぜて、発酵促進剤を入れて腐葉土つくり。あらかじめ穴を掘っておきました。この穴掘りがなかなかに大変で、この作業で電池切れ寸前。 よく映画などで、死体を埋めるために大きな穴を掘ってる場面、あるよね。にんげんが入って、しかも見つからないくらいの深さにするって、どんだけ大変なの~。切羽詰まると出来るってことか。 そこまで切羽詰まっていない  Babe は、ほどほどの穴の深さで仕上げました。そうしてイノシシ君に狙われないように、網を張り(彼らがやって来ても、網が足に引っかかっていやだなって思うかも、なので)それと、においが嫌なんじゃないかと思い 周囲にはハッカ油をふんだんに撒いておきました。 そうだ、明日は まわりに紫蘇をいっぱい散らばらせよう。紫蘇を植えているところには、なぜだか侵入してきていないので。 どれも やってみなきゃわからない 、がコンセプトの  Babe のおもいつき。さてどうなるやら。

スケルトンほおずき

 8月23日から始めて、時折バケツの水を取り変えながら放置していたら、できました~スケルトンほおずき。 水やりの時の強めのシャワーで、しゃーっとやれば残っていた皮の部分がきれいに取れていきます。 一昨年は瓶に詰めて重曹水を入れたりしてつくったけれど、今年のようにはうまくいかず、一緒につくったちいさい人も、自宅で挑戦してみて、うまくいかなかったそうです。水が腐るのが耐えられなかったんだろうね、きっと。 ことしのやり方でつくれば、超カンタン!ただし水の入ったバケツを放置できる庭がなければ無理かも。なにしろ腐った水は相当に臭いからね~。田舎暮らしだからこそできること、これも、そんなひとつかも。 まだすこし残っている皮の部分は、あとで丁寧に歯ブラシを使って取るつもり。そのあと乾燥させれば、完成です。

土づくり

昨日の避難路整備の折に、たくさんの落ち葉を見つけたので、というか避難路全体に落ち葉が敷きつめられているので、これを放置する手はないと思い。 今朝は土嚢袋に落ち葉と細かい砂利土をつめて、ベラの庭まで運ぶ作業をしました。とてもいい腐葉土ができる上に、避難路もきれいになるんだからね。 落ち葉とは言え 砂利土を含んでいるのでとても重い。運べる重さにして土嚢袋に10杯、つくって運びました。カーブしながら続く急な坂道を 台車に乗せながら何度も往復しました。   ここまでやって、にんげんの電池が切れたので、午前中の作業は終了。 これを腐葉土にするためには、大きな穴を掘って、落ち葉と土を交互に入れて 発酵促進剤を使って発酵させねばなりません。数か月かかるらしいので、今年の秋蒔きにはちょっと間に合いそうにないけれど、気長に挑戦すれば 今後に生きてくるかも? 秋蒔きの種は少し用意してあるので、この子たちには 今まで通りのやり方で成長してもらいましょう。 暑さにはまだまだ油断できないけれど、季節は少しづつ、秋へと向かっています。

避難路の手入れ・続き

お盆明けの 避難路の手入れは、まだ大きな樹々が残っていたので、今朝早くに 再び実施。今回は 人家にかかりそうな樹と、ハゼノキを切ることに。ハゼノキはベラ構成員は二人ともかぶれるので、実作業は、お手伝いだけ。 リーダーはプロの林業家なので、重なってる樹を手前から順番にワイヤーをかけ、ウィンチで引っ張り、チェーンソーで伐る、という作業を繰り返します。 斜面に生えた樹なので気をつけないとたちまち坂の下に倒木してしまいます。ウィンチとは別方向に引っ張って倒れる方向を舵取りするのは  Fly の役目だけど、チョット楽しそうだね。 3本あったハゼノキの心配がなくなったところで、人家にかかりそうな樹を倒します。写真で見ると簡単そうだけど、実際はすごい重労働。ウィンチを引っ張る人は手動で行うので、力もいるし根気もいります。 とにかく事故のないように気を配りながら、無事、人家にもかからずに伐採を終えました。 山は手入れを怠ると あっという間に樹が育ち、カズラが生い茂ってしまいます。毎年少しづつ手を入れておけば いいんだろうけれど、人が入らない山はすぐに荒れてしまいます。そんな場所が日本中、いたるところにあるんだろうね。このところ多発する大雨による土砂崩れは 手つかずの山林が多すぎて起こるのでしょうか。 今回はたまたま、自治会長さんが 林業家であったからできたこと、素人だけではとても対処できません。 山々はすべての元になる。本気で守らないと。

彼岸花が咲き始めたら

 もうずーーっと 暑いので油断していたら、彼岸花が咲き始めました。 どんなに暑くても お彼岸が近づくと咲き始める健気さ。そうして彼岸花を見つけたので、ポインセチアの短日処理を 今年も始めました。 4時ころになると段ボールのお家に入ってもらって、翌朝は8時ころまでぐっすり眠ってもらいます。そうすれば 今年もクリスマスころには紅い葉っぱになってくれるんだよね。

赤紫蘇ジュースから2点

赤紫蘇ジュースを使って デザートをふたつ。 ひとつは赤紫蘇ゼリー。固めたゼリーに練乳を流して ミントの葉っぱをトッピング。 もうひとつは、赤紫蘇寒天。こちらは寒天を使って100%の赤紫蘇です。白玉団子をつくってトッピングは ヤブツルアズキの餡で 彩りにバジルを添えます。 赤紫蘇ジュース100%だからなのか、 Babe は寒天の方が好きです。赤紫蘇の味が濃厚で すっきり、白玉団子に合うと思う。 Fly は練乳のおかげか ゼリーの方が好きだそうです。 どちらも生命力旺盛な 赤紫蘇のおいしい恵み、暑い日差しから逃れてほっと一息です。

白露・愛媛県総合防災訓練

本日は白露。夜中に大気が冷えて 草木に朝露が見られる頃、らしいけど、まだまだ この暑さ、峠を越えません。ただ夕闇の中では 虫の声が聞こえるようになって、昼間のうるさいセミの声といわば共存しているような状態です。暦では秋だと言うのに 日中の暑さはいつまで続くのでしょうか。 ということで、夏の花 朝顔が植えてもないのに清楚に咲いています。朝露は見られませんでした。 そうして今日は 朝から大々的な防災訓練。ベラはいま 自治会の班長なので参加することに。 8時半に自治会館に集まりました。若い人も結構いるけれど”元気な高齢者”がやはり多いね。 ここ大浦の埋め立て地が メイン会場なのだけど、初めにバスで サブ会場の総合体育館に向かいます。 ここでは災害時に 休むことのできる場所がなくなってしまった人のためにテントがたくさん用意されていました。シャワー室や室内で使える災害用のトイレなどの展示もあります。 ただ大災害が起きたら、こんな数では足りないだろうな、というかんじ。 他にも災害用のグッズや機械などが展示されていて、ここが避難所だよ、といういわばでモンストレーションなのでしょうか。 一通り見て、メイン会場の埋め立て地の方に戻ります。送迎はきちんとバスが用意されています。訓練なのでのんびり運行ですが、実際はもっと混乱するんだろうね。 埋め立て地には 県から消防車や、ヘリコプター、自衛隊車両などがたくさん来ていてます。ドローン操作や、がれき撤去のデモンストレーションもありました。 ほんとうはもっと見学したかったのだけど、この暑さで早めに帰宅。 上っ面を撫でたくらいの参加でしたが、班長をやってなければきっと、参加してなかったと思うので、そういう意味では”良い体験”になりました。

台風一過

いやあ、すごい雷だったね昨夜は。土砂災害警戒情報が出ていたので、大雨の危険から身を守ろうと、夕方から地主老妻の家に避難したベラ構成員。家じゅうの明かりをつけていたらそれをみつけて近所に住んでる叔母が「雷怖いから泊まらせて~」とヘルプの電話。地鳴りのような雷がずいぶん長いことつづいて本当に恐怖でした。 それでも、ひとりでいるより3人の方が少しは怖さが減るもんね。 心配していた雨の方はそれほどでもなく、恵みの雨にはなってくれて一安心。 一夜明けて蒸し暑さが戻ったところ。まだまだ台風一過の涼しさ、というわけにはいきません。今年不作のナツメも、無花果もちょっと水っぽいけれどいただきました。

紫蘇ジュース

今年も赤紫蘇でシロップをつくります。酷暑で赤紫蘇たちも少々お疲れ気味だけど、水できれいに洗ってあげて、息を取り戻したところで 葉っぱだけ熱湯で15分くらい煮ます。 この煮汁を絞って漉して、きび砂糖とクエン酸を混ぜます。手持ちのクエン酸がちょっと少なかったので、足りない分は檸檬汁を絞ります。 葉っぱだけ200gを使って、赤紫蘇シロップが  あかし ( Fly のお気になウィスキー)500mlの空き瓶に 2本と少し、出来ました。炭酸水で2倍くらいに薄めると、ポリフェノールたっぷりの紫蘇スカッシュの出来上がり。 こうやって ジュースにしてもいいんだけど、ゼリーや寒天にしても 美味しいんだよ。

長月のはじまり

今日から9月。 芙蓉の花たちは 今が真っ盛り。樹もすっかり大きくなりました。葉っぱが 虫にカジカジされて穴だらけでも、花々は 朝ぱっと元気に開いて、夕方には潔くしぼむ一日花です。

8月も終わり

8月も終わりというのに この暑さ!本州は40℃に迫る勢いの所もあるとか。来月には少しは落ち着いてくれるんだろうか。こう暑いと 1℃下がってもなんか過ごしやすいと思ってしまいます。 ベラのナツメの樹には 空蝉、つまりセミの抜け殻。セミの幼虫もこの暑い夏を乗り越えて頑張って成虫になったんだね。 ナツメといえば、今年は例年に比べ 随分少なくて、しかもなかなか 熟れません。その貴重な実は、ガリガリかじると じつに美味しい、相変わらず。 これも空蝉と同じで、『もうすぐ夏が終わるよっ』て教えてくれる子たちなんだけれど。

ヤブツルアズキ、ぜんざいになる

おともだちから 去年育てたヤブツルアズキをいただきました。写真の下の方に赤いお顔を見せてるのが、去年ベラで育てた金時ササゲです。普通のササゲと比べると こんなに小さいんです。 それしてもこのお友達、なんと几帳面なこと!収穫した鞘の量と種の採れ方をこんなに測っているんだね。大切に育てたヤブツルアズキ、ありがたいことです。 ことし苗でもらっていた子は、ベラでもこんな風に育っています。 さて早速ぜんざいにするべく、水洗いした後に弱火でコトコト煮ます。煮るあいだに 灰汁が出るのでこれをとります。なにしろ豆が小さいので灰汁をとるときは  灰汁とり器  ではなくて、灰汁とり用のシートを使います。この  アクとり名人  はなかなかの優れものだよね。 いつもだと豆を煮る時は圧力鍋を使います。今回は豆が華奢なのでふつうのお鍋で様子を見ながら煮ることに。結構灰汁が出て何度も水を足しながら30分以上煮たけれど、豆が柔らかくなりません。というか、煮崩れしないのです。十分食べられるまでの柔らかさにはなったので、きび砂糖を投入。この間、ほんとうに何度も何度も灰汁とりをします。 このあたりでいいかと完成させて、白玉団子をつくって入れます。 さてお味は。 豆の味がしっかりしていて まずまず美味しい。けれども もう少し研究の余地ありかな。まだまだ灰汁が抜けてなくて、よく言えば" 野趣あふれる味 "というか、野生の豆を食べている感じです。ネットなどではこういう味の好きな方がいて「普通の小豆より美味しい」などという意見もあります。 この小豆の原種から、今出まわっている小豆やササゲが品種改良の末に出現してるわけだね。だからというわけではないけれど、今のところベラでは、やはり金時ササゲや小豆の方が美味しいかな、という結論です。 少し残しているぜんざい、明日はもう少しコトコトして、きび砂糖も少し追加してみよう。 この貴重な体験をさせてくれたおともだちに大いに感謝、です。

石垣のお直し

イノシシ被害はピーナッツ畑だけではなくて、庭の石垣も数か所 壊されています。なにしろ力持ちなので、おっきな石もゴロンと転がしてしまいます。 お盆前に壊されていたんだけど、ようやく今朝、 Fly が修復しました。 見た目きれいに修復されてるなあと  Babe は感心するけれど、 Fly に言わせれば「こんなのイノシシにとったらちょろい、一発でまたやられる」んだとか。 そしてもう一か所、ここはもうこのまま、石だけ片付けて、スロープにしようということで落ち着きました。 相手は イノシシ だけど  いたち ごっこ、だね。 それでも、人的被害の多発している熊に比べれば まだましというものです。熊被害が多発している地域は、ほんとうにおちおち散歩やジョギングもできないような状態だとか。けものとにんげんの住みわけが、もはや崩壊してしまっているんだろうか。 温暖化同様、国の施策として考えなければいけない時代が来たんだね。

OLIVE

今日は地主老妻の介護認定更新日だったので、出かけたついでにお昼をどこかで、ということになって  Fly と Babe の二人で、以前から気になっていたお店に行きました。 知永峠を登りきったところにある コーヒー村OLIVE というお店。お友達のブログに出ていたんだけど、名称と佇まいのかんじから、なかなか入店する気になれませんでした。 でも思い切って入ってみると。 外見とは印象が全然違って、店内はひろびろと凝った作りです。何よりいいのがとても明るいこと。大きな窓から吉田湾が見えて桜の樹が茂っています。桜の季節にはさぞかし気持ちいいことでしょう。 高い天井に木と石をふんだんに使っています。 上品で痩身のマスターによれば、50年の歴史があるということ。ご夫婦でされていてこの歴史からするとかなりのご高齢かと思われます。 50年前にこの片田舎に、こんなセンスのいい建物をつくられるなんてすてきなご夫婦だね。 いいくらいの音量でジャズが流れていて、とても居心地のいい空間。 料理のメニューはそんなにたくさんはありません。常連さんがモーニングサービス目当てにコーヒーを飲みに来る、といった感じなのでしょうか。 和風ハンバーグと豚の生姜焼きを注文しました。和風ハンバーグにはもろみのソースがかかっていてちょっと個性的。 家庭料理を丁寧に作っていただいた、といったかんじの味です。 とにかく雰囲気がいいので、また何かの折にはコーヒーを飲みに来てみたいなあと思ったところです。

処暑

本日は処暑。厳しい暑さが峠を越して 和らぎ始める頃、だそうな。 とんでもないね。まだまだ この暑さは8月いっぱい続きそう。ベラ周辺は まだましで、35℃になる日は そうそうないけれど、全国的にみると 気の抜けない暑さが続いています。二十四節気の表現に、地球が、日本が、適合しない時代になってしまっているんだね。でも、この季節の移ろいをあらわす暦の言葉は 失くしたくない文化のひとつではあります。 今年は ほおずきが たくさん実ってくれて、お盆の飾りにも活躍しました。 でも無農薬の 野放し状態で育てていると、虫にやられて 葉っぱも実も、穴だらけ。この犯人は文字どおり ホオズキカメムシ という名のカメムシです。このカメムシはナス、トマト、パプリカやピーマンなどのナス科の野菜にもつきます。どうやらホオズキにつくのが 起点らしいので、来年はぜひ、農薬を使って退治しよう! さて今年も  スケルトンほおずき をつくります。バケツに水をはって沈めて、陽のよく当たる場所に置いて 一週間ほど様子を見ます。水が腐っていくので たびたび取り替えないと、悪臭が出ます。要は、ホオズキを腐らせるんだからね。 おっとその前に、カレンダー用にスケッチしておこう。 今日 遊びに来てくれたおともだちが「面倒なことを手間かけて、まさにつくって暮らす、だね。」というようなことを言ってくれました。 Babe にとって、とても嬉しいひとことです。 おともだち夫妻が もってきてくれた、美味しいアンパンをいただきながら、この酷暑を元気に乗り切るように、おしゃべりの時間を楽しんだところです。

訂正

 19日のブログで紹介した花、九段草と言っていましたが、書き間違いです。 正しくは 九階草(九蓋草)クガイソウ と読みます。オオバコ科の多年草で、このような涼しげな花を咲かせます。 トラノオ ともいうらしいね。花が何段にも連なって咲くのでこんな名前が付いたようです。 よく似た花がもう一つあります。これはご近所さんにいただいた新顔。 ベロニカ という名前。 セイヨウルリトラノオ という別名もあるくらい、どおりで  トラノオ  という別名を持つ  九蓋草  に似てるわけだ。 今年植えたばかりなのでまだまだ背丈が小さくて水やりのたびに、ホースを絡めないように注意してあげなければなりません。でも宿根草は、年数が経つとしっかり大きくなってくれるので、これからがたのしみだね。 秋のはじまりを感じさせる 涼しげ草 たち。

秋の気配

日中は相変わらずの酷暑だけど、早朝には秋の気配が感じられます。子どものころ、夏休みが終わるとなんだか急に、秋になった感じがしたものです。 現在は、早朝の涼しさや植物の変化で、何とか秋が近いのかなあと感じられるようになりました。昨年ベラの仲間になった 九段草 が涼しげな花を付け始めています。 おみなえし はぐんぐん伸びて伐り戻した場所からあらたに花を出し始めてくれました。 シジミチョウもちょっと嬉しそう。 夏野菜もピークが近づき パプリカ が色づいて、 唐辛子 が赤くなり始めています。夏野菜をいっぱい食べて、あとひといき、ふたいき、この暑さを乗り切ろうね。 暑くなる前に撒いた ピーナッツ は、もうすぐ落花して実を結びそうになってたのを、イノシシに見事にやられてしまったけど、ね。