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お茶の初摘み

余震が気にはなるけれど、どうにも お茶の新芽が育ってきてるし、そうして しばらく雨模様がつづくらしいということなので、雨の降っていない昨日は お茶の初摘みの日でした。

木によっては、いささか大きくなりすぎている葉っぱもあるけれど。でもみずみずしい新芽です。例年のことだけど、まずは朝から2時間ほど茶摘み。

そのあとは とってきた茶葉をきれいに洗い、水切り器を使ってしっかり水分を飛ばします。これが結構、手間のかかる作業なのです。

ここまでが、午前中いっぱい。

午後からは ホットプレートに和紙を置いて160℃くらいの低温で 炒りながら 揉んでいきます。以前はもっと高温で 素早くつくっていたんだけど、最近は低温で ゆっくり丁寧に揉むことにしています。

この作業を繰り返していたら 茶葉に少し粘り気が出てきます。そうしたらさらに 炒りながら混ぜます。

この作業を繰り返して 茶葉が巻いてきたらいったん網かごに広げます。このあと、以前は天日干しで カラカラになるまで乾燥させていたけれど、黄砂やPM2.5などの大気汚染が気になる昨今、室内で乾燥させるようにしています。なるべく早く乾燥させるために ドライヤーや電子レンジを使ったりすることもあります。


茶葉の量にもよるけれど、こうした作業が午後一で始めて夕方までかかります。だからこの時季になると、ほぼいちにちお茶つくりの日々を繰り返します。
なかなかに疲れる作業です。でもつくっているあいだ中、あたらしい茶葉の香りが充満する幸せな空間。そして出来上がった新茶の美味しさ。
少々大変でもやめられない ”Babeの手あそび” なのです。