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アートまみれのいちにち・Part1

文化の日の3日、ミウラート・ヴィッレッジに 池川直展 を観に行ってきました。ミウラート・ヴィッレッジは以前から行ってみたい場所でした。三浦工業の創業者である三浦保氏が生前、自らの陶板画や国内外の作家たちの作品展を開催するために建立した美術館です。

池川直は香川県出身の彫刻家ですが愛媛とも縁が深く、今回この場所では2度目の作品展だそうです。

人物をモチーフにした彫刻でBabe好みの作品の数々。屋外には三浦保氏の陶板画もたくさんあります。川べりに立地していて この季節とても気持ちのいい場所。

思っていたよりたくさんの池川作品に出会えました。この建物は柔らかな光が降り注ぎ、幻想的な人物たちがこの光の中で実にのびのびとたたずんでいます。

気に入った作品を数点。エスキース版(実物を作成する前にちいさいサイズでつくったもの)も一緒に展示されているので、制作過程もたのしめて、わくわく。

これがエスキース。

浮遊するひとびと。

スケッチも何点かありました。
犬や羊も一緒に登場します。

無音なのにもかかわらずまるで、フルートやオーボエなどの管楽器がバックに流れているような静謐であたたかな空気感。

ちょっとめずらしい木彫の作品。

愛媛にも縁があることからあの えひめ丸事故 の慰霊像も展示されていました。この柔らかな作品たちとは一線離れて力強い青年の像に鎮魂の願いが込められています。
実はもう一つ観たいアートがあったので、その開催に合わせてわざわざ人出の多い三連休でのお出かけになってしまいました。そのもう一件は明日。