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里山に冬を迎える

立て込んでいた仕事や、カレンダー、年賀状などの印刷物が ようやく一段落したので、ベラの山と庭の お手入れが始まります。まずはFlyに 庭をざっとひと刈りしてもらいました。

すっきりしたところで、イノシシに倒されていたコンポストの 設置しなおし。
ベラには コンポストがふたつあって、ひとつに生ごみを投入している時は、もう一つの方はお休み。つまりその時に休んでいる方では、生ごみを発酵させて 堆肥がじわじわできています。しっかり堆肥になったら、これをあけて畑に使います。そして今度は、空になった方に生ごみ投入が始まります。
この繰り返しなので、ベラでは、ごみの日に生ごみを出すということが、まずありません。
堆肥づくりはなかなか難しくて、水分が多すぎたり、うーじこちゃん(と、Babeは呼んでいます)が発生して 慌てて薬を撒いたりしてしまうので、理想的な堆肥は出来てないかもしれません。
だけど、うまく堆肥ができなくても ”生ごみを減らせる”という一点だけでも、とても助かります。だからこのコンポストの作業はめんどうでも、欠かせないのです。
イノシシ君、もう倒さないでね!

さて、このあとFlyは 山の草刈りに向かいます。倒れている木やイノシシに掘り返されている石垣の石を片づけておかないと、草刈りの刃が欠けたりするので、まずはそういうことから。

これからしばらくの間、草刈りや剪定の日々が続きます。

この作業が終わるとようやく、樹々が紅葉して山がしーんとした森に変わり、冬を迎える美しい里山が、出来上がるのです。