ついに完成‼ ずーっと詰めて作業していたので 完成までの期間は、ほぼ10日間というところ。手しごとの銅細工でも こんなに詰めて作業することはありません。わからない分野なので、一気にやらないと もっとわからなくなりそうで。
房飾りをつけたところ。
そりゃあ縫いあわせが揃わなかったり、裏地がだぶついたり、いろいろ突っ込みどころ満載ですが、何とか形になりました。つくっていただいた着物を合わせると、こんな感じになります。なかなかに派手だけれど来年の11月になれば、3歳児はなんでも着こなしてくれることでしょう。余った着物生地でちっちゃな巾着袋もつくりました。こっちの方はすいすいと出来上がりました。
この10日間で思ったこと。
和裁という仕事は、なんて繊細で美しい仕事であることか。プロが仕上げた縫い目の美しさ、理にかなった作業工程、まさに日本文化の最たるもの、というべきでしょう。
これまでほとんど、着物を着てこなかったBabeですが、そんな緻密な手仕事で仕上げられた着物を、もっと大切にしなければという いとおしい気持ちがふつふつと湧いてきます。
へぼへぼな被布作りの日々ではあったけれど、本当に楽しく貴重な体験をさせてもらいました。