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昇進ポンプ

ベラができたころ、地主老夫からこのポンプを譲り受けました。

昇進ポンプという種類の手押しポンプで、水を圧送できるポンプだそうです。つまり地下水を組み上げて、ただ吐水するだけでなく、高い位置に送水することができるらしいのです。有事の時など停電になっても 2Fのトイレなどに水を供給することができます。いろんな災害がある昨今、これは便利だね。

でも!なんとこの子は、機能していません。譲り受けたときに、井戸水を汲み上げるなんて考えてもなく、内部パーツを取り除いて、ただのオブジェとして 庭に鎮座させているのです。このサンタイガーの手押しポンプは 製造元廃業のため 現在はもう販売されておらず、また お値段も結構したようで、貴重なものだったかもね。

さびさび具合が面白くて、焼却炉の周りは、ミルク缶や釜戸など、実際に使っていたモノたちばかりが、レトロなオブジェと化してのんびり居座っている場所なんです。実用も考えておくべきだったなあ・・・