チャレンジャーのBabe、毎日のように本とにらめっこしながら3歳児の着物つくりのことを考えていました。でもさすがの無謀者も”ちょっとこれは太刀打ちできないなあ ”ってことを悟り、ついにプロにお願いすることを決心!顔の広いお友達に仕立て屋さんを紹介してもらいました。
鬼北町にある 着物仕立屋 いのうえ さんです。初めてのお店なのでちょっとドキドキ、でも電話の感じがとても好印象だったので思い切って伺いました。
そのまえに~
以前のブログに書いたようにBabeの亡母が子供用の着物2枚をこわして大人用の長襦袢に仕立て直していたものだから、生地は切り刻まれていて きちんと再生できるか心配です。再生できたとしてもきっとすごい手間だと思うので、Babeができることといえば・・・ほどいて、洗って、アイロンかけることぐらいだね。ほら色鮮やかに干しています。
ちっちゃなパーツも拾いつつアイロンがけしたら、こんな感じになりました。
よく似た柄の7歳児と5歳児の着物の なれの果て!事情を説明しつつ いのうえさん にお願いしたら”できるかも~”って快く引き受けてくださったのです。でもやはり小さく切り刻まれたパーツたちはかなりの難敵のようで、パズルを組み合わせるように考えてもらって なんとか制作できそうという答えをいただきました。そうしてその難敵すらとても楽しんでいただいているようで本当にうれしい!
”久々に頭を使ってやらねばならない仕事がやってきてありがとうございます” なんて言葉までいただきました。
難題にぶちあたったら苦しみながらもそれを楽しみ、次につながる収穫として受け止められること、まさにそれはものづくりの醍醐味です。そんな感覚を いのうえさん と共感しあってほんとうに話が弾みました。お忙しい方なので、制作に取り掛かれるのは来年になるということで、とても楽しみにしています。Babeの無謀な挑戦は敗北してしまったけれど、素敵な方との出逢いがありました。
そしてそして、まだBabeにもできることがあるよ。そうだ、被布づくり!これならなんとかできるかも~。