二人で座るにはちょっとせまいけれど、一人で座るには十分にゆったり。そんなコンセプトのもとにつくる椅子たちを 2分の3・チェア と名付けました。
その代表が 星空ベンチ。ライトの当たる部屋で見ると、床面に星空のように穴が映るのでBabeが 星空ベンチ と呼び始めたのです。座面に空いた穴は、もともとあった木の節の中で 割れたり欠けたりして きれいでないものをあらかじめ 抜き、そしてその穴をきれいに加工して仕上げています。
これもサンプルなので現在もベラで日常使用しています。
これをもとに、”やはり 星空ベンチ にして”というご要望でつくったのが下の作品です。色はすこしダークな感じのオイルステイン仕上げです。そうして数ある 2分の3・チェア のなかでも特に、Flyの思い入れが強いのが 次の2脚です。1脚目は相撲部で頑張っている高校生のためにつくった椅子です。何しろからだが大きいのでどんな椅子もすぐ壊してしまうようで、とにかく頑丈な椅子を、とのご要望。