スキップしてメイン コンテンツに移動

栗の渋皮煮

連日 Flyが朝のうちに栗拾いしてきてくれるので、Babeはせっせと栗の下ごしらえです。栗の山は 結構な急傾斜地で しかも、イノシシが歩くので すっかりずるずるの斜面になっていて、Babeには ハードルが高すぎるのです。この数日の収穫分は 渋皮まで剥いて、きび砂糖をまぶして冷凍しています。こうしておくと 栗ご飯をつくるときに ほのかに甘くておいしいんだそうです。地主老妻から教えてもらいました。

で、今日の収穫分は渋皮煮です。まず渋皮を傷つけないように 鬼皮を丁寧に剥き、重曹を入れたお湯で静かにあく抜きします。

このあく抜きを20分ずつ、2回繰り返します。水に晒して、栗の黒い紐みたいなものも、そおっと取ります。何事も そおっとやらないと 渋皮が破れてしまうので、集中して。

あくを抜く時、赤くて黒い汁になるけれど、これがポリフェノールなんだね、きっと。

あくが抜けたら、ひたひたの水に きび砂糖を入れて、落し蓋して 弱火でコトコト。調理時間は60分っていうけど Babeは30分くらいでやめます。あんまり柔らかいのは嫌なので。そして 仕上げにダークラムをわりとたっぷり投入。

気を付けたつもりでも 何度も火を通すので、いくつかは 割れる子が出てきます。

それを味見してみよう。あーなんだか、今年の渋皮煮は甘いなあ。これもコロナの後遺症?

綺麗にできた分は 煮沸消毒した瓶に保存します。